
成田からの直行便で約6時間


今回の目的はカンボジアで有名なアンコール遺跡の見学です。
まずはアンコールトム

一辺が3キロ約9平方kmで囲まれた敷地内に数々の遺跡があります。
まずは南大門から

阿修羅像の頭部が新しいものは盗まれて修復されたもの。頭なしの像もたくさんありました。
頭部は約1億円で売買されてるとか(現地ガイドさん曰く)

入口には大きな四面塔。東西南北に彫られた菩薩像は微妙に顔が異なります。
アンコールトムはとても広く、中心部のバイヨン寺院までは距離があるためバスで移動。
こんな移動手段もあります


到着したバイヨン寺院

アンコールトムの中心部の寺院跡には50近い塔があり多くの人面像が彫られています。

バイヨン寺院内のレリーフ。


その後も象のテラス・ライ王のテラスなど様々な遺跡を巡りました。
午後は待ちに待ったアンコールワット!

12世紀に30年の歳月をかけて造られた寺院で1860年に密林の中から発見されました。
1992年にはユネスコ世界遺産として登録され、現在の国旗にも寺院が描かれています。
水面に映る逆さアンコールも素敵

翌日は朝4時起きしてアンコールワットからのサンライズ鑑賞へ

真っ暗な中、アンコールワットに向かいました。
正面に陣取り、夜明けを待ちます。
まわりが明るくなってきましたが、雲に覆われなかなか朝日が見えない。。。
鑑賞に来ていた観光客も次々と諦めて帰って行きました。
そんな時、ついに、朝日がっ


あまりよく映っていませんが、実際はオレンジでもっと綺麗なんです

春分の日と秋分の日には中央の塔の真上辺りに朝日が昇るそうです!
計算された造りにびっくりですね

他にも様々な遺跡巡りをしました。
現在も遺跡の修復作業は行われておりますが、多くの遺跡で崩壊している箇所も多く見られました。
雨水や遺跡の中に根を張る樹木などによって崩れが起き、遺跡によっては崩壊したままの状態になっているものもあります。
世界遺産として有名なアンコール遺跡ですが、内戦が終わってまだ数十年。シェムリアップや郊外に行くと貧困を目の当たりにしました。
信号機がほとんどなく、舗装もところどころされていない道路や物乞いをする子供たちなど、まだまだ発展途上国です。
観光産業がさらに盛り上がり、数年後にはより良い国になっていることを期待します

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